未だに俺の強さを誰も知らない

2:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/03(火) 16:38:43

何の根拠もなく自分は強いと感じていた俺。
つっぱりグループにも相手にされてない訳だから、修羅場に出くわす事もない。
しかし、俺のいない場所での武勇伝を聞くと、

その場に俺がいれば、そこをこうしてああして…妄想突入
悪い奴らを打ちのめした俺に、
つっぱりグループから一目置かれるような賞賛の声、
つっぱりグループの女からの告白、困る俺…

どんどん気が大きくなり、春日みたいに胸はって歩くようになった。
ある日、隣のクラスで喧嘩が始まった。
「ようやく俺の出番だ!」
急いで行ったら教室の入り口は既に黒山の人だかり。
「ちょっとごめん…」合間を縫って入って行こうとしたら、「おら、どけ」との声。
(こいつ、強い…)
直感でそう感じた俺は「ごめん…」と言って場を譲った。
俺の目の届く範囲での修羅場はそれ一回きり。
未だに俺の強さを誰も知らない。


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