楽しかった思い出と悲しかった思い出

世界の人々の暮らしを取材するため、
TVの取材班は遠い国にやってきました。
そこで村の古老にインタビュー。
「今までの人生の中で、楽しかった思い出を聞かせてください」
「楽しかった思い出というと。おお、あれじゃ。
 昔、村の娘が道に迷ってしまってな。
 男たちが総出で探した。
 やっと見つかったときはうれしくて、男たちはみんな、
 その娘と関係をもってしまった」
「え・・・ちょっと放送に使えない。
 他に楽しかった思い出はありませんか?」
「あるとも。昔、村のヤギが道に迷ってしまってな。
 男たちが総出で探した。
 見つかったときはうれしくて、
 男たちはみんな、そのヤギと関係をもってしまった」
「う・・・使えない。
 じゃ、じゃあ今度は、悲しかった思い出を聞かせてください」

「悲しい思い出。ああ・・・。
 昔、わしは道に迷ってしまってな・・・」


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