霊能者

俺は以前知り合いの勧めで修験道の先生に除霊を受けたんだ。
まず本堂に通され囲炉裏(いろり)みたいなところで目を閉じ正座させられ
お経なのか呪文なのか、ずっと唱えてるの
次にホラ貝を取り出してね
吹くわけ
普通 ぶぉぉぉぉ~ ぶぉぉぉ~ って想像するやんね
ところが ぷしゅぅぅぅぅぅ ぷしゅぅぅぅぅって バスが停車する時の音
っていうか 俺のすかしっ屁の感じって言うか もう俺は可笑しくってねw

取り憑かれた息子

息子が2歳ぐらいの頃の話を一つ。
オイラと嫁と息子でお盆に「潰れるんじゃねーの?」
ってくらいボロイ温泉に行くことになった、
オイラがお盆にまとまった休みが急に取れたからソコしか開いてなかったんだな。
久々の泊まりがけの旅行にウキウキだったけど、
嫁が旅館に着いた途端気持ち悪いと言いだした、
どうやらいっぱい悪い霊がいた様だったが、嘔吐する嫁を見て「つわりかな?」と思い、
オイラは二人目の名前なんて考えていた。
気がつくと息子がいない!目を離してた何て嫁にばれたら殺される…
と思い嫁がぐったりしている間に探しに行った。
旅館をウロウロしていると以外と遠い場所にいてなんか様子が変だった、
オイラを見るなり「あぁぁぁぁぁ憎いぞ、憎いぞ」と言った!
息子が初めてしゃべったのだ!!
オイラは内容よりも息子がしゃべった事が嬉しくて嬉しくて、
ビデオカメラに納めたかったな~何て考えながら、息子を抱え部屋に戻った。
「息子がしゃべったぞ!」と大喜びで嫁に息子を手渡すと投げた。また投げやがった!
慌ててキャッチする漏れ。叫ぶ嫁。
息子に悪い霊が取り憑いていたそうだ、嫁は塩を取りだし息子にかけるが効果なくてさ、
嫁がいろんな退魔方を試している横で俺はホームビデオを回して
「パパでちゅよ~」何て声かけてた。
あの時の嫁はキーキーうるさかったなぁ
結局ビデオには何でか息子の声が入って無くてさ、残念だったよ。
俺は楽しい思い出の一つなんだけど嫁は今でもこの時のことを恐ろしい事件だったと語ってる。

深夜のドライブ

昔、深夜に峠をドライブしてた時の事 、独りでドライブしてたはずなのに
「コノママダト キツイヨ」
いつのまに黒人の俺が隣に座っていた
「ユーレイ クルヨ スピードアップヤ」
俺はバックミラーを見て驚愕した。
何十人という透けた人が凄いスピードで走ってくる
俺は気が動転し、アクセルとブレーキを間違えて車を止めてしまった
「ナニシテルンダ シロウ!クルマヲダスンヨ!」
しろうって誰だ!うわ、なんか車の上に乗っとる!
何かが車の上に次々と乗ってきてグラグラ揺れる

お化け屋敷

怖がりな彼女を誘ってお化け屋敷に入った。
薄暗い中 彼女はピッタリと寄り添う
「俺がついてっから大丈夫だよ!」
そういうと俺のシャツを握りしめている手がギュッと合図する。
普段は強気な彼女も可愛いところあるんだ。
そう思いながら進んでいくと お化け役の人が「おんぎゃぁぁぁぁ」
と叫びながら彼女の前に飛び出してきた。
きゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ・・・・・・
あたり響く彼女の叫び声
大丈夫だから(笑)
彼女の手をとり急ぎ足で出口へ向かう

謎の老人

「最近、暑くて眠れない…」三日前、姉貴がそんなことを言い出した。
「いいじゃない、眠らなければおねしょしないで済むし」と言ったら姉貴は泣いてしまった。
それから今日まで姉貴は全く笑わない。とっておきの落語を聞かせてもくすりともしなかった。
姉貴は三日間ちっとも寝てないようだった。その割にシーツは毎日濡れていたのだが…。

お願い

学生の頃、夜部屋で寝てたら急に目が覚めて金縛りになった
変な気配がしたので目だけ動かして窓の方を見たら顔が沢山浮かんでこっち見てた
なんか霊とかってどんなものかよくわかってなかった私は、そのとき心の中で
「宝くじが当たりますように」
ってその顔達にお願いしてみたら
すべての顔がハァ!?って表情になって消えた